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塩田八幡宮は神戸市北区に鎮座し 三田市に 隣接しております

TEL. 078-985-2863

〒651-1502 兵庫県神戸市北区道場町塩田3238番地

御由緒・境内案内・御祭神・年中行事


  御由緒に関して

      御社殿に関して

  境内の様子に関して

      御神木に関して

  月見橋跡に関して

      御祭神 御神紋に関して

  年間の祭典に関して

御由緒

当宮 創始不詳ではあるが 大同年間(810頃)には「大歳神社」と称し  御歳神を奉祀すると古記録に見える
その後 山城国(京都府八幡市)石清水八幡宮より 応神天皇・神功皇后・玉依姫命(比淘蜷_)の御神霊を勧請合祀され 石清水八幡宮別宮「塩田八幡神社」と称せられた
摂津国塩田庄なるこの地は 鳥羽天皇(1103〜56)のころ 后妃女房 美濃局の荘園ともなったが 保元元年(1156)以前には 石清水八幡宮への寄進により 同宮並に宿院極楽寺領荘園となり 神宮寺としての体裁を成した
延元元年(1336)には摂津国守護職赤松範資より社領寄進を得たが 応仁の乱(1467〜77)により社殿その他の建造物を焼失
明応8年(1499)に社殿を再興し 享禄元年(1528)には再度石清水八幡宮より御宝体を拝受 奉斎し得た
守護職赤松氏の尊崇は歴代篤く 戦陣に於いては常に当宮を祈願所とし 寺社領のみに留まらず 梵鐘等の寄進も得 更には徳川幕府下 明暦3年(1657)社殿再建時には三田藩主 九鬼隆昌より浄財寄進があり 九鬼家当主代々よりの奉納 寄進が続いたものである
維新回天の業は当宮にも変革をもたらし 従前の神仏習合を改める目的の神仏分離令(1868)により神宮寺が廃される 明治5年(1872)には村社に列し 大正11年(1922)11月郷社に昇格 昭和38年(1963)社名を「塩田八幡宮」と改称して現在に至る





御社殿

現在の御本殿は 明暦3年(1657)桧皮葺御所棟三間社流造として再建されたものであり 現存する棟札によると 三田藩主九鬼隆昌による浄財寄進もあったとされるが 昭和58年(1983)御本殿・拝殿の大修築に伴い 銅板葺屋根と改める
昭和31年(1956)再建三百年を記念し 拝殿・祝詞殿・神楽殿を新改築
昭和43年(1968)明治維新百年記念として石造注連柱・国旗掲揚塔を建設
昭和49年(1974)神札授与所並びに神楽殿新築
昭和61年(1986)参道石段改修
平成5年(1993)拝殿前石垣改修
平成15年(2003)御神酒所増築・参集所再建
平成22年(2010)拝殿前唐破風増築
また平成5年(1993)御本殿が「神戸建築百選93」に 更に平成9年(1997)には 御本殿及び同棟札が神戸市指定文化財に選ばれる
なお 社務所 及び 薬医門は 文久より慶応の頃(1860年代)の建立とされる






境内の様子

当宮御本殿は 南は六甲の山脈を眺望出来得る山の中腹に御鎮座する
山裾の社務所より およそ150の石段が御本殿前へとつづき 境内には9の末社が祀られる
現今 北摂の地も住宅都市化が進み 樹々などの景観が減りつつある中 御神域は未だその影響を受けることなく 四季折々多くの生命の息吹を楽しむことが出来る





御神木

御神木は拝殿向かって右に位置する
幹の根元が重なり合い 右が桧(ヒノキ)で 左が山桃
応仁の乱により焼失した社殿を明応8年(1499)に再興し 享禄元年(1528)山城国(京都府八幡市)石清水八幡宮より 再度八幡三神を勧請の頃より生息とされる





月見橋跡

現在 当宮の御旅所南方に 武庫川を本流とする有馬川の水流があり そこに「月見橋」が架かる 元来 当宮の山裾を流れていたとされ その水域を塩田川とも称せられた

旺昔 多くの歌人がその情景を詠み 鎌倉幕府第六代将軍である宗尊親王もその一人とされる

鎌倉時代の私撰和歌集である『夫木和歌抄』には 次の歌が収められている
「岩高 塩田 船浮而 指上里太留 月哉」

『攝津誌』にありても その年月を詳らかにする記載は無いものの 宗尊親王が当宮に詣で この歌を詠まれたことが記される

また 平安時代の歌人である 在原行平(在原業平の兄)も 月見橋と深い関わりを持つ一人とされる
『摂津名所図會』には
「月見橋 塩田村ニアリ 伝へ言フ ムカシ在原行平卿須磨浦ニ謫遷シ給フ 帰洛ノ後 松風・村雨ノ二女ノ 住所田井畑ヨリココニ来タリ 都恋シク月ヲ眺メシ所ナリトゾ 今モ中秋ノ月ヲ賞スルニ佳所ナリ」
とあり 『摂陽群談』にも同意の記載がある

現在 当宮の山裾には記念碑が建立されている






御祭神・御神紋

御祭神

 応神天皇(おうじんてんのう)
 神功皇后(じんぐうこうごう)
 玉依姫命(たまよりひめのみこと)…〔比淘蜷_(ひめおおかみ)…宗像三女神〕
 御歳神(みとしのかみ)

御神紋

尾長左三巴







年間の祭典

正月初詣
1月1日より
歳旦祭
1月1日
元始祭
1月3日
厄除大祭
1月18・19日
紀元祭
2月11日
祈年祭
2月20日
天長祭
2月23日
昭和祭
4月29日
水無月の大祓式
6月30日
夏祭万灯祭
7月「海の日」前日・前々日の土曜・日曜日の二日間
例祭・秋祭
10月「スポーツの日」
明治祭
11月3日
七五三詣
11月中
新嘗祭
12月5日
師走の大祓式
12月30日
月次祭
毎月1・15日

バナースペース

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